安藤美冬さんの『冒険に出よう』を読んで自分に自信が持てるようになった話。

新卒で入った会社が嫌で嫌で仕方がなかった2013年の春。そもそもなんで『嫌で嫌で仕方ない会社に入ったか』というと他の選択肢の存在に気づくことができなかったからというのはちょっと違って、気づいてはいたものの『それが自分とは関係のあるもの』として認識できなかったからだと思います。

社会の常識とは無関係のところで好きなことを好きなようにやって生活する人。

それは特殊なスキルだったり、超絶なバイタリティを持つ人だったり、あるいは『生まれながらにしてお金持ちで働かなくても余裕で生きていける人』だったり…。

そういう人だけは『社会常識』から抜けだす権利みたいなものを持っているとおぼろげながら考えていたのです。

それか『これをどうしてもやりたい!』という明確な意思がある人。

僕は『やりたいことがなければ自由になってはいけない』という変な思い込みをずっと抱えていたせいで、『好きなこともやりたいこともない自分は普通に会社員やるのが一番いいんだろう』なんて結論に辿り着くのがすごく自然なことだった。

だけど、いざ入ってみた会社での生活に、形容もしがたいほどに絶望していたある日。一冊の本との出会いで人生が変わりました。

安藤美冬さんの『冒険に出よう』を読んで。

ノマドワーカーの安藤美冬さんの『冒険に出よう』は、独立起業して月日が経つ今でも定期的に読み返す僕のバイブルです。

確か出張に向かう新幹線の中で『もうこの会社嫌だ!』と思って『会社 辞める 自由に生きる』みたいなキーワードで検索をしていたら安藤美冬さんの存在を知り、そのまま新幹線が東京に着くやいなや、書店に足を運び『冒険に出よう』を購入しました。

当時の僕にとってはとにかく心がえぐられるような話ばかりだったのですが、中でも最も印象的だったのが『やりたいことじゃなくて、やりたくないことを考える』という考え方。

『やりたいことがないのに、やりたくないことばかり考えてしまう自分』に絶望していた自分にとっては目からウロコでした。というか完全に道が開けたような感じでしたね。

『あ、それでよかったんだ…!』と。

今までは『やりたいことがない自分』が本当に嫌で、『やりたいことがない』というだけで自分に自信が持てなかった。

自由になりたいとは思っていたけど、やりたいことがちゃんとある人じゃないと自由になんかなれないと思っていた。

だから、安藤美冬さんのメッセージによって、今までの僕に欠落していた自己肯定感はみるみるうちに息を吹き返していったんです。正にマインドブロックが一瞬で外れた瞬間というか。

やりたくないことをとにかくノートに書いてみた。

『冒険に出よう』で記されていた安藤美冬さんの逸話は共感できる点ばかりだったので、僕が考えた『やりたいくないことリスト』は安藤美冬さんのソレとかなり共通することが多かったのですが、そのいくつかをこちらにも書いてみたいと思います。

  • 毎日決まった時間に起きて決まった時間に帰宅すること
  • 毎日仕事をするときにスーツを着なくてはいけないこと
  • 満員電車に乗って出勤すること
  • 飛び込み営業をすること
  • 尊敬できない人にペコペコ頭を下げること
  • サッカーワールドカップをリアルタイムで見れないこと
  • 自由な髪型にできないこと
  • 1つの地域に住み続けないといけないこと

まぁ一言で言うと『会社に縛られたくない!』ということです(笑)

あとは、このやりたくないことを一切やらなくても生きていける方法を探したり考えたり、それを実現している人を探していくのみです。

もしかしたら『ニートになればいいじゃん』と思われるかもしれませんが、僕の『やりたくないことリスト』には『ニートになること』や『一般の会社員よりも稼げないこと』も含まれているので、残念ながらその選択肢はなしで!笑

やりたくないことに自分のコアが出る

今の時代はとにかく情報にあふれています。何もしなくても色んな情報が色んな媒体を通じて脳みその中にダイレクトに飛び込んでくる。そんな時代では『やりたいこと』や『好きなこと』がわからなくなるのも致し方ないことです。

おまけに色んなメディアはそれなりに僕等を洗脳しにかかってるので、自分で見つけたと思った『やりたいこと』が実は自分が本心からやりたいことではなかったというケースも多々あります。あれだけ流行りにのせられて不必要なものを買ってしまう人が多い社会ですからね。それも致し方ないことでしょう。

だけど『やりたくないこと』だと一気に意思の焦点が合う感じがするじゃないですか。『もう、これは絶対にムリ!』っていうのはフワフワした浅い感覚じゃなくて、強い意思そのものなんです。

つまり、『やりたくないこと』にこそ、その人の本質やコアが出るものなので、『やりたいこと』よりも『やりたくないこと』をどんどん重視したほうがいいと、純粋に僕はそう信じています。

あとは『なんでこれをやりたくないんだろう』と自分の思いを掘り下げていってもいいし、『それらをやらずに生きていく方法』を考えてもいいし、『やりたくないことをやらない』という生き方によってこそ、僕等は自由になれるんです。

僕は会社づとめを早々と諦めて、自分が楽しく生きることができる道をさがすことにした。

その勇気が持てない人は『やりたいこと』の魔力に縛られているのではないでしょうか。

やりたいことじゃなくて、やりたくないことを。

その思考パターンで一回考えてみるといいですよ。


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