人生を変えるための『希少性プロデュース方法』を実践しよう。

『多数派から少数派へ』

それがビジネスにおける財の流れ方の原則だと僕は思っています。

つまり、稀少なものほど価値が高い傾向にあり、自分自身が稀少な存在になればなるほど、世の中の大多数の人がお金を落としてくれるようになるわけです。

ブランド物のアクセサリーは誰もが買えない値段だからこそ皆が憧れ欲しがるようになり、常人離れしたスキルを持つ人をめぐっては多額のお金が動くようになる。世界最高のサッカー選手の1人であるガレス・ベイルを獲得するために白い巨人ことレアル・マドリーが支払った移籍金は日本円にして約126億円。

プロサッカーもショービジネスの1つであり、レプリカユニフォームなどのグッズ収益、莫大な放映権料、スタジアムの観客収入がクラブの収益を支えていることを考えても、『莫大な人数の”普通な”大衆が、希少性の高い魅力を持つ1人の人』にお金を払うという図式に、当てはまらないことはないんじゃないかと思います。

だから、ビジネスで成功するためには『希少性の高い人』と大衆から認識されればいいわけなんですが、一般常識的に考えたら『自分がそんな人になれるわけない』と決めつけてしまうのが普通の感覚ではないでしょうか。

現に僕も昔は自己評価が低く、そんな能力も器もない普通の人間だと思っていましたから。

でも、『希少性の高い人になる』とか『価値のある存在になる』というのは、必ずしもガレス・ベイルのように超人的な能力や才能を持っていることとは関係のない話なんですよね。

そのことについてお伝えしていきたいと思います。

自分の所有するもので『希少価値』を考えない

希少価値の高い人間になろうと思うと、だいたいの人は自分が今持っているものや今までやってきたことをまず最初に考えます。そして、そんなものは見つからないことの方が多いので、凹んで萎えて悲しくなってしまう(笑)

あぁ…やっぱり自分には普通の生き方がぴったりなんだ。社畜として会社の歯車として生き続けるほかないんだ。

そんな風に自己解決して終わってしまうんです。

でも、希少価値というのはあくまで相対的なものなんです。社会の中で、あるいは市場の中で自分がどういう存在なのかが焦点となるので、自分のことばかり考えていても結論は出ない。

社会をしっかりと見て『足りないもの』を考える、まずはそこがスタート地点なんですよ。

楽しそうにしているだけで目立つ時代

それで今の世の中って暗いニュースばっかりじゃないですか。というか、基本的にニュースってどの時代でも暗いものだと思うんですけど…笑

また満員電車にぎゅうぎゅう詰めになっているサラリーマンを見ても、陰鬱な雰囲気が車内に充満している。外国人がそれを写真にとってSNSでイジりだすほどには異様な光景なんです。

大人になればなるほど、みんな社会の現実と過去に抱いた理想に揺れて結局のところ現実を選択する。つまらなかろうがなんだろうが、生活をしていくために本心を押し殺して様々なことを受け入れる。

そんな人が大多数を占める中で、ナチュラルに人生を楽しんでいるような人がいれば…。

当然のように目立つわけですね。

『なんで、あの人はいつも楽しそうなんだろう?』、『どうやって毎日生活しているのかな?』、『この時代を楽しく生き抜くための秘訣を教えてほしい!』、『どういう思考回路を持っているのか気になる』

こんな風に『疑問を持たれる存在』になっていくわけです。

どんな小さなことでもいいので面白いことを見つけ、楽しそうに毎日を過ごす。これって誰でもできる希少性の発揮の仕方ですよね。

人生に不満があって何とかしてそこから脱却したいと思っているのなら、まずはそういう小さなことから始めてみることをオススメします。

『楽しく生きる』を発信する

ただ、毎日なんとなく楽しそうにしているだけだと、普段よく接する人しかあなたの魅力に気づいてくれません。それでもじわじわと効果は大きくなっていくものですが、今の御時世、もっと効率の良い方法はありますよね。

ブログやFacebook、Instagram、Youtubeなど、個人が気軽に不特定多数の人に情報を発信できる時代です。

『楽しそうに毎日過ごしている様子』をみんなが憧れるように工夫しながら発信していくことで、確実に『目立つ』ようになります。モノクロの写真の中に一つだけビビッドな色で彩られたオブジェがあれば相当に目を引くように、みんなが自然と注目する存在になっていきます。

また、明るく楽しそうにしていれば、同じような価値観で人生を謳歌している人を惹き寄せることもできます。『類は友を呼ぶ』ってやつですね。

そういう人は独自のビジネスを手がけていたり、人脈を築いているケースが多いので、人生を変えるための良質な出会いが発展していきます。

『楽しそうにする』というのは誰でもできる簡単な希少性のプロデュース方法のひとつ。ぜひ実践してみてください。

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