花の金曜日のために生きる人たち

こんにちは。ノジーです。

暑い日が続いていますが、お身体はお変わりないですか??

僕はというと、

こんな暑い日が続くと
ついつい会社員時代の夏のことを思い出してしまいます。

サラリーマン時代の僕は、猛暑のなか営業で走り回って
ほぼ毎日熱中症になっていました。

『新人は自転車で営業をする』という謎の慣習があり、
先輩も『俺が新人の頃は自転車で◯◯(かなり遠い場所)まで行った』と
顔を合わせる度に謎の自慢話をしてくる始末。

本当に辛くて辛くて仕方がありませんでしたね。

僕が会社を辞めてネットビジネスでなんとかしよう!
と決心したのもまさにこの頃でした。

上司は上司で僕の身体を気遣ってくれつつも
抜本的な業務改革をする様子も見えず・・・。

営業所全体として『頑張った奴が偉い!』という雰囲気が満ちているので
僕から『こんなことやめませんか?』とも言えず・・・笑

ひたすら毎日、自転車をこいで営業先へ向かっていました。

さて、

当時の僕も含めて、日本のサラリーマンの大半は
『花の金曜日』のために生きていると言っても過言ではありません。

会社で辛い毎日を過ごし、
『何のために生きているのか』という疑問を押し殺して
与えられた役割を懸命にこなし続ける。

そんな苦行の原動力となっているのが、
1週間の勤務が終わった後のお酒やコンパです。

『花の金曜日』

とても素敵な響きですよね?(笑)

仕事に縛られる生活から解放されて、至福のひとときを過ごす。
一週間辛きに耐えた後のビールは本当に美味しいと思います。

そんな花の金曜日があるから毎日頑張れる!
という企業戦士の方は本当に多いのではないでしょうか?

しかし、僕は去年の今頃には
花の金曜日を楽しむことを一切やめました。

その理由は、

金曜日の仕事終わりに盛り上がることは
僕が抱えている問題を本質的に解決してくれないからです。

“花金”で得られる開放感とは一時的なものにすぎません。

当然ですが、また月曜になれば
会社に縛られる毎日が始まるわけです。

『金曜日があるから頑張れる』

このモチベーションで1週間も辛きに耐えることを
これから40年も続けるなんて絶望感しかありませんでした。

また、花の金曜日によって得られる快楽には重い副作用があります。

それが、『サザエさん症候群』という魔の現代病です。

日曜の夕方に放送される『サザエさん』を見ると、
土日という、つかの間の休息が終わり、
また辛い一週間が始まるという事実を突きつけられる。

その結果、

ひどく憂うつな気持ちになってしまうというものですね。

もちろん、会社員としての生活に満足していて、
会社の雰囲気が好きだったり、携わっている仕事に満足している人は
サザエさん症候群の症状はそれほど重くないでしょう。

しかし、

日々の生活の鬱憤を花の金曜日で晴らしている、
いわば金曜日のために生きているような人は、
その分、『休みの終わり』の反動も大きくなってしまいます。

花の金曜日や休日は、あなたのストレスを和らげてくれるものですが、
決して問題を本質的に解決してくれるものではありません。

ましてや、

あなたの日々のストレスとの関わり方によっては
逆に重い副作用をもたらしてくる悪魔にもなりかねません。

それに早く気づくことができなければ、
身体も心も調子を崩してしまうので、

金曜日に過剰な喜びを見出し、
月曜日に過度な恐れや失望を感じる人は、
ご自身が何のために生きているのかを再考することをオススメします。

どんな人であれ、『金曜日のために生きている』なんて人はいないはずです。

人生の主導権を取り戻し、
『1週間すべてをHAPPYに生きたい!』と感じたならば、
できることから行動に移していくべきです。

PC1台とネット環境さえあれば、
自由になるためのスタート地点に立つことができるわけですからね。

幸せは自分で選びとることができるものです。

少ない休日に人生を依存するのではなく、
休日を自らの手で創りだす方が素晴らしいと思いませんか?

P.S.

僕は会社員として生きる40年にワクワクできず、
自由を手にするためにネットビジネスを始めました。

しかし、世の中のサラリーマンの方々を否定するわけではないですし、
実際に企業で大きなプロジェクトに参加したり、世の中を支えることに
やり甲斐や幸せを感じる人も多いと思います。

ただ、幸せの尺度はあくまで自分だけのものであるはずです。

ネットビジネスで独立した人の言い分も
会社員として頑張っている方の言い分も
そのどちらも間違ってるわけではありません。

『自分にとって、どちらが輝いて見えるか』

この視点を大切にしてくださいね。

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