午後ティーと楓、mixiとフランツフェルディナンド。

こんばんは。ノジーです。
 
 
ビジネスでSNSを活用している人は
最近だとすごく多いと思います。
 
僕はまさにSNS世代というか、
大学生という最も自由度の高い時期に
あらゆるSNSの流行や没落を
目の当たりにしてきました。
 
 
大学1年の時にはmixiが流行り、
2年になるとTwitterが普及し始め、
3年になるとFacebookが入ってきて、
4年になるとLINEがメールに取って代わった。
 
厳密にはLINEはSNSではありませんが、
新しいメディアがローンチされるたびに
僕らは『これどう使うの?』と戸惑いながらも
生活にSNSを馴染ませていきました。
 
 
個人的に最も強い思い入れがあるのは
なんといってもmixiです。
 
地方から東京に上京した僕は
一緒に入学式に出る友達がいないので、
同じ学部の同じ語学の地方組の人を探し
事前に友達になりまくっていました。
 
大学生活は最初が大事ですからね。
 
また気になる女の子がいたら、
とりあえずマイミク申請をしてみて、
好きなバンドや映画が被っているだけで
狂喜乱舞したのも良き思い出です。
 
 
そんな我が青春の証であるmixiですが、
大学2年も半ばを過ぎたあたりから
急激な勢いで廃れ始めます。
 
TwitterやFacebookの登場のせいです。
 
特にアーリーアダプター的な学生が
『お前らまだmixiやってんの?』的なノリで
FBやTwitterをフル活用するようになった。
 
その結果、学生たちの間では瞬く間に
『mixi=古い』というイメージが
完全に定着するようになってしまったのです。
 
 
そんな最中のことです。
 
 
僕はボーッとテレビを見ていたら、
あるCMが流れ始めました。
 
BGMはFranz Ferdinandというバンドの
Do You Want Toという楽曲。
 
僕が高1か高2の時に流行していた名曲ですが
『今この曲とかちょっと古いだろ…』と
センスのなさを脳内でツッコんでいたら、
 
なんとそれは当時にして『古い』という
パブリックイメージができあがっていた
mixiのCMだったという見事なオチ(笑)
 
 
思わず自虐かと目を疑いました。
 
 
古くてダサいと思われているサービスが
5年前のヒット曲を使っている…。
 
しかもCMは中途半端にクールな感じを
頑張って演出しようとしている風。
 
これで僕のmixiに対するイメージは地に落ちました。
 
 
うーん。
 
今でいうとWEBサービスやアプリのCMに
Call me maybeとかドラゲナイとか、
その辺を起用している感覚でしょうか。
 
 
同じ『古い』でも、
 
The BeatlesとかRolling Stonesとか
その辺を使っていたら印象は大きく違うでしょう。
 
 
僕的には『古い』にも
良い古さと悪い古さがあると思っています。
 
 
『良い古さ』は古いということの良さを
存分に引き出し『価値』に転換させるものです。
 
 
古いことの価値として
思いつくものにはどんなものがあるでしょう。
 
例えば、
 
ノスタルジックであること。
Legacy(遺産、伝説)的であること。
斬新であること。
 
この辺りが思い浮かびます。
 
 
ノスタルジーを喚起されることで、
人は童心に返り叙情的な気持ちになります。
 
それは新しさではカバーできない領域だし、
Legacy的であることもそうですよね。
 
 
また、最近のファッション業界を見ると
90年代のストリートファッションが、
リバイバルでブームになっています。
 
ZOZOの人気ランキングなんかを見ていても、
まさしくそんな雰囲気が伝わってきます。
 
このように、
古いものを今の時代に持ってくるだけで、
古い時代を知らない人には斬新に移る。
 
そういうプラスの効果もあるのです。
 
 
逆に『悪い古さ』というのは、
そういう戦略性とかは全然関係なく、
単に古臭くなっちゃったみたいな感じです。
 
 
そういう点では、
午後の紅茶のCMってすごい良かったと思います。
 
 
 
 
使用している楽曲は、
Charaのやさしい気持ち。
 
その後、
2017年の夏にはaikoのカブトムシ。
暮れにはスピッツの楓が起用されました。
 
 
どれも、
JPOPにおけるLegacyと言える楽曲です。
 
確かに古い曲だけど、
若い世代的に『ダサい』古さではなく、
名曲として認知されるような曲。
 
5年前のヒット曲だと『うーん』となるけど
20年前だとジャストなわけです。
 
 
またCMに出演している上白石萌歌は、
『君の名は』の三葉役の上白石萌音の妹です。
 
『君の名は』という映画において、
RADWIMPSの楽曲が果たす役割が大きく
新海誠監督もJ-ROCKのスピード感を
製作の際に意識したと語っていらっしゃいました。
 
 
そして上白石萌音(姉)もRADWIMPSの曲を
カバーしてロックフェスにも出ていたわけで、
その妹が現代音楽シーンのLegacy的な曲を歌う。
 
そういうストーリーがあるわけだし、
アレンジも相まって斬新なわけです。
 
 
つまり、
このCMは非常にロックンロール的であると。
 
 
極め付けにCMに登場するロケーションが
とにかくノスタルジックで
童心を激しく揺さぶるんです。
 
古き良き日本の姿というか、
誰もが否応なしに五感を刺激される。
 
感情的で扇情的なんです。
 
一言で言うとエモさがある。
 
 
このように同じ『古い』でも、
時代性とストーリーと描き方次第で、
人々に与える影響は大きく変わるんです。
 
実際にスピッツの楓。
 
昨年末のiTunesチャートで、
半端なくヒットしてましたからね。
 
1998年の楽曲にも関わらず。
 
あと僕も午後ティーのファンになって、
コンビニではリプトンや紅茶花伝よりも
絶対に午後ティーを選ぶようになりました。
 
 
時代性とストーリーと魅せ方。
 
 
これらは情報発信やマーケティングなど
個人ビジネスで成果を出し続けるためには
めっちゃ重要なポイントです。
 
 
ちょっと時代性の話をすると、
 
よくネットビジネス系のコミュニティって
『リア充ウェーイ!』みたいな魅せ方で
動画プロモーションやセールスレターを
表現してるケースを目にすると思います。
 
 
でも、
 
今ってそんなに
『明るく元気よく楽しもうぜ!!』
みたいなノリって流行ってないですよね。
 
 
人気WEBメディア『mileu』の編集長で
ライターのしおたんこと塩谷舞さん。
 
彼女がイベントでこんなことを言ってたそうです。
 
 
『これから需要があるライターは、
おもしろ系よりもしっとり系』
 
 
近頃のWEB界隈を見ていても、
面白さとか派手さとかはウケが悪く
ウェットで繊細で叙情的な発信の方が
明らかに反応が良かったりします。
 
 
なんでしょう。
 
 
映画で言ったら、
『海猿』よりも『海街Diary』って感じです。
 
 
音楽もそうですよね。
 
最近流行っているアーティストだと、
米津玄師とかSuchmosとかいますけど、
どこかしっとりしてるんですよね。
 
もっとメジャー感が強いですけど、
backnumberなんかも湿っぽいです。
 
 
僕も『メルマガ』とか『発信者』を
一人の読者としてチェックしていると、
元気良すぎな人は全然ハマれないんです。
 
 
どこか繊細そうでしっとりしていて、
ポエミーな文章を書く人はすごく好き。
 
そういうスタイルでありながらも
エンターテインメントとしての
教育ビジネスを高品質で発信している。
 
 
そんな起業家さんは素敵だなと思います。
 
 
たまに、
 
なんであなたのクライアントさんは
そんなに情報発信で成果が出るの?
 
とか、
 
普段どんなことを考えながら
コンサルとか企画のプロデュースしてるの?
 
とか聞かれます。
 
 
もちろんマーケティングの流れとか、
セールスやライティングの指導なんかは
ちゃんと細かくさせていただいています。
 
だけど、
 
手前味噌ながら自己分析すると、
そういう『時代性』を特に大事にしてる。
 
そこが結果に繋がってるんじゃないかと
最近は特に実感する今日この頃です。
 
 
あとはもちろん、
そういう時代の変化の機微に対して
素敵なセンスを持つメンバーに恵まれてる。
 
それは本当に大きいし、
僕自身もそんなクライアントに囲まれて
本当に学びにあふれた日々を送れています。
 
 
僕は時代を創るメンバーと共に
楽しく成長を重ねていきたい。
 
 
これからもそんなスタンスを持ちつつ
カッコいい起業家を育てていきます!
 
 
 
P.S.
 
ただしっとりした音楽が流行りだすと
ワンオクとかMWAMみたいな
ゴージャスで王道的なロックの
存在感が際立つのも面白いところです。
 
 
P.P.S.
 
今月は特に新規の方からの
コンサル依頼が殺到した1ヶ月でした。
 
5月か6月くらいに、
面白いオンラインサロンについて
具体的な告知ができるように、
急ピッチかつ丁寧に準備を進めています。
 
完全に新しいサロンの立ち上げは
僕にとって3年ぶりの試みになるので、
僕も今から楽しみです!


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